pinesの日記

気ままに書くブログです

ネットワーク層(6章)

IPv4アドレス

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フィールド

Differentiated Service(DS)

  • DSCP: QoS(通信の品質)に使う
  • ECN: 輻輳発生時の通知に使う

Time To Live(TTL)
ルータを一つ越えるごとに減っていき、0になったら廃棄
→ループが発生したときに転送を中断するため

IPv4アドレスの仕組み
  • 32ビットで構成され、8ビット(オクテット)で分けられている
  • ネットワーク部(nビット)とホスト部(32-nビット)で分けられていて、ホスト部を全て0にしたものをネットワークアドレスという。
ネットマスク

 ネットワークアドレスを求めるためにビットマスクをオクテットごとにまとめたやつ
255.0.0.0(クラスA)、255.255.0.0(クラスB)、255.255.255.0(クラスC)などがある。IpアドレスとANDすると、ネットワークアドレスが得られる
これをいちいち書くのは面倒→プリフィクス長(1がどれだけ連続するか)で表記
例:
255.255.255.0→24ビット1が連続するので/24 ホストは8ビット(28-2=254個)
255.255.255.190→26ビット1が連続するので/26 ホストは6ビット(26-2=62個)

予約アドレス

ホスト部がすべて0と全て1はそれぞれネットワークアドレスブロードキャストアドレスで使用しているので、ホストに割り振ることができない→ホストの個数を2引いているのはそのため
また、127.0.0.1ループバックアドレスであり、自分自身を示していることになる。(pingを指したらTCP/IPが動作しているかわかる)

IPv6

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IPv6アドレスの仕組み
  • 128ビットで構成され、16進数で表示→4つ(16ビット)ごとに区切り間を「:」でつないでいる
    ※0~Fまで表現するのに4ビット、それが4つ分で1まとまりになってる
  • 各ブロックの先頭にある複数の"0"は省略可 ただし0000は「0」と表記
  • "0000が続くときは" 1回に限り"::"と書いて省略できる。
    例:
    2031:0:130F::9c0:876a:130b
キャスト

ブロードキャストが存在せず、代わりにエニーキャスト(最も近いものに送信)がある
?なぜブロードキャストがないのか

アドレスの種類
  • ユニキャストアドレス
    グローバルと予約済みなものがある
    リンクローカルユニキャストアドレスも後で書け
  • マルチキャストアドレス (FFで始まる)

ルータ

パス決定とスイッチング(カプセル化) が主な役割 L3のネットワーク層で動作

異なるネットワークのホスト同士の通信

デフォルトゲートウェイ を使う
 このルータには送信側と受信側でそれぞれIPアドレスを割り当てる必要あり
 このルータにパケットを投げるとルーティングテーブル(宛先ネットワークと転送先の一覧表)から宛先のネットワークを探して、見つかればそこに送信する
→演習でやってることはこれ

ルーティングテーブルの作り方
  • 静的
    経路情報を人間が手で入力してる
    利点:安全で余分な帯域を使わない
    欠点:柔軟性に欠けるので、1:1決まりきっている
  • 動的 ルータが自動的に経路情報を交換する方法
    利点:変更の反映が速いので、複雑な構成に有効
    欠点:経路情報の交換に帯域を使うので、その分スループットが下がる

演習に関する疑問

 イーサネットインターフェイスの設定でGigabit~ってあるけど、これはどこのipアドレスを設定してるんだ?