ネットワーク層(6章)
IPv4アドレス
フィールド
Differentiated Service(DS)
Time To Live(TTL)
ルータを一つ越えるごとに減っていき、0になったら廃棄
→ループが発生したときに転送を中断するため
IPv4アドレスの仕組み
ネットマスク
ネットワークアドレスを求めるためにビットマスクをオクテットごとにまとめたやつ
255.0.0.0(クラスA)、255.255.0.0(クラスB)、255.255.255.0(クラスC)などがある。IpアドレスとANDすると、ネットワークアドレスが得られる
これをいちいち書くのは面倒→プリフィクス長(1がどれだけ連続するか)で表記
例:
255.255.255.0→24ビット1が連続するので/24 ホストは8ビット(28-2=254個)
255.255.255.190→26ビット1が連続するので/26 ホストは6ビット(26-2=62個)
予約アドレス
ホスト部がすべて0と全て1はそれぞれネットワークアドレスとブロードキャストアドレスで使用しているので、ホストに割り振ることができない→ホストの個数を2引いているのはそのため
また、127.0.0.1はループバックアドレスであり、自分自身を示していることになる。(pingを指したらTCP/IPが動作しているかわかる)
IPv6
IPv6アドレスの仕組み
- 128ビットで構成され、16進数で表示→4つ(16ビット)ごとに区切り間を「:」でつないでいる
※0~Fまで表現するのに4ビット、それが4つ分で1まとまりになってる - 各ブロックの先頭にある複数の"0"は省略可 ただし0000は「0」と表記
- "0000が続くときは"
1回に限り"::"と書いて省略できる。
例:
2031:0:130F::9c0:876a:130b
キャスト
ブロードキャストが存在せず、代わりにエニーキャスト(最も近いものに送信)がある
?なぜブロードキャストがないのか
アドレスの種類
- ユニキャストアドレス
グローバルと予約済みなものがある
リンクローカルユニキャストアドレスも後で書け - マルチキャストアドレス (FFで始まる)
ルータ
パス決定とスイッチング(カプセル化) が主な役割 L3のネットワーク層で動作
異なるネットワークのホスト同士の通信
デフォルトゲートウェイ を使う
このルータには送信側と受信側でそれぞれIPアドレスを割り当てる必要あり
このルータにパケットを投げるとルーティングテーブル(宛先ネットワークと転送先の一覧表)から宛先のネットワークを探して、見つかればそこに送信する
→演習でやってることはこれ
ルーティングテーブルの作り方
- 静的
経路情報を人間が手で入力してる
利点:安全で余分な帯域を使わない
欠点:柔軟性に欠けるので、1:1決まりきっている - 動的
ルータが自動的に経路情報を交換する方法
利点:変更の反映が速いので、複雑な構成に有効
欠点:経路情報の交換に帯域を使うので、その分スループットが下がる